タナゴの人工授精

7月25日午後、生物部員が大阪医科大学生物学教室の橋口康之講師の研究室にお邪魔して、タナゴの人工授精の方法を指導していただきました。タナゴの卵は写真のようにラグビーボール状です。

また、先生が研究のため増やしておられるタナゴの幼魚を数10匹いただきました。2年前に橋口先生にいただいたタナゴが今月亡くなってしまったので、今度も頑張って育てたいと思います。

ヒミズの骨格標本づくり

7月28日、生物部員が高槻市立自然博物館で、高田主任学芸員さんに指導していただきながら、ヒミズ(モグラに近い仲間)の骨格標本づくり(第1日)を行いました。今後も数日お世話になりながら完成させていく予定です。

さて、ヒミズはモグラほど土に潜らず、土と落ち葉の間を歩く生き物だそうです。そのヒミズは生物部員の自宅の近くで遺体として発見されたそうです。

ヒミズの骨格標本の作製のため、7月に続き、8月11日と12日に、高槻市立自然博物館に行ってまいりました。

学校でホルマリン処理をして乾燥させたヒミズは、すぐに完成しました。

続いて、本校の旧生物実験室に迷い込んで亡くなっていたスズメの骨格標本づくりを開始しました。このスズメは発見が遅く、乾燥していたため、肉を除去するのに時間がかかりました。このスズメは、片方の翼は残す予定です。あとの作業は、学校でできそうです。

高田先生には3日間もお世話になり、たいへんありがとうございました。

和歌山県・白浜で合宿

8月1日~3日に、生物部員40名は白浜町で合宿を行いました。以下のような充実した内容で、生徒は空いた時間に近所の岸壁で釣りも楽しみました。

1日目 午後近畿大学水産研究所白浜実験場見学(4班に分かれ、中田准教授はじめ6名ほどの先生方による案内・説明)
番所山公園の散策(南方熊楠記念館学術スタッフによる説明)
1日目 夜磯の生物観察の方法、スケッチ方法などの講義
2日目 午前番所崎で磯の生物観察(第1回)
2日目 午後京都大学付属白浜水族館見学(飼育員さん他1名による説明)
番所山公園内で植物・昆虫のスケッチ(優秀スケッチは表彰しました。昨年よりレベルが上がりました)
南方熊楠記念館見学(館長による案内・説明。新館ができていました。)
2日目 夜京都大学OCWを利用した授業
3日目 午前番所崎で磯の生物観察(第2回)