大阪医科大学との高大連携事業「基礎医学講座」2

6月2日(金)放課後、医学部志望者対象に、大阪医科大学の講堂で基礎医学講座第2回が行われました。

今回は、衛生学・公衆衛生学教室の臼田寛准教授による「国際保健と感染症」という講義でした。 国連・WHO・エイズ・マラリア・デング熱・ポリオ・メジナ虫症・河川盲目症・天然痘と、いろんなお話をしていただきました。

特に、天然痘は、平安時代に藤原氏を襲ったり、16世紀にスペイン人を通して、インカ帝国・アステカ帝国を襲ったりという興味深い病気です。しかし、人だけが媒介する感染症なので、1980年に地球上での根絶に成功したそうです。WHOでのその根絶対策部長が日本人だったというのはすごいことですよね。 生徒からの質問にも丁寧にお答えいただきました。臼田先生ありがとうございました。

生徒の感想を紹介します。

  • 私は、学校でする課題研究やコース行事などで感染症などの話題に触れることが多いのですが、より広範囲のお話が聞けてとても参考になりました。貴重な講演を有難うございました。 今回の講演では様々な種類の代表的な感染症を詳しく説明していただいたので、とても関心を持つことができました。また、時代の背景も知ることができたので、歴史と関連付けることができて、よかったです。
  • 貴重な講演ありがとうございました。講演をいただいた週のある日に世界的感染症のエボラウイルスを見つけたピーター・ピオットさんに話を聞いたのですが、2人の先生の話をいただくことができ、より理解することができました。
  • 今日の講演を聞いて、この分野の研究に非常に興味を持ちました。SGHの課題研究で、今日の講演を土台にして活用したいと思います。最後に質問ですけれど、数年前に韓国で流行したSARSについて少し教えてほしいです。また、なぜ国際保健学を志そうとしたかを教えてほしいです。
  • 地球温暖化は、海面上昇や熱帯で生じる病が全体的に暖かくなって広がることになる程度とは思っていたが、永久凍土に埋まっているミイラから再び天然痘が復活する可能性もあることを知った。そして、物事に対する考えが浅いことを再び意識する機会にもなりました。ありがとうございました。 貴重な講義ありがとうございました。医者を目指してはいますが、どういう分野を専攻しようかはまだ悩んでいます。この講義で衛生学はとても面白い分野だともいました。ありがとうございました。
  • 私たちにとって当たり前のことである、きれいな水が飲めるなどのことがいかに感染症の予防にとって、必要不可欠であるかが分かった。そして、その病気を治すことも大事だが、それ以上に予防が重要であると分かった。
  • 今日の先生の講演は、普段理科(生物)の授業で取り扱わない細菌や感染症の話だったので、面白かったです。
  • 感染症の自然宿主はどのようにして調査するのですか? その有力候補を調査するにしても、その人が感染するリスクもあるのではないですか?
  • 非常にグロテスクな画像を見たことで、世界の現実を目のあたりにしました。恐ろしいですが、自分にできることがあれば貢献したいと思います。
  • 以前、日本でもデング熱の流行が話題となったが、地球温暖化により生息範囲が広がる可能性が十分にあると思うので、節電などを一人一人心がけないと感染症が起きる可能性が増えると思った。
  • 以前までは、医学というと内臓や消化器官、皮膚などのイメージを思い浮かべていたが、今回、国際保健学というものの存在を知り、さまざまな国際社会と関連する病気のことを知ることができて、新鮮だったし、アフリカなどの地域が苦しんでいるということを再確認させられた。
  • 講演ありがとうございました。感染症と現地の文化との関係があるということにとても驚きました。それをふまえた感染の予防や、生物テロについて私は興味を持ちました。
  • 感染症について歴史もからめた講義だったので、とても興味が持てました。これからのWHOの活動を確認して、感染症についてさらに知識を深めて、医学への道へ進めるように勉学に励みたいです。
  • 先生のお話を聞いて、もし、これらのウイルスを生物テロで使われると、人類の滅亡も遠い世界のことではないことがひしひしと伝わってきました。ありがとうございました。
  • 貴重な時間ありがとうございました。戦争や内戦の危険は爆弾などだけではなく、衛生状態の悪化による感染症ということを理解しました。