国際学会シンポで本校生の発表が最優秀賞を獲得

タイ国ウドン県で12月1日から4日まで開かれたエネルギー・材料分野の学術交流を目指す国際学会EMSES2016で、本校生徒4人が最優秀ポスター賞に選ばれました。4人は、坂井駿太、藤本峻平、藤山裕斗、益澤匠(いずれも2年)です。

EMSES(Eco-energy and Materials Science and Engineering Symposium)は、タイ・日本・韓国・中国・豪州など加盟国の大学レベルの交流を目的とし、今年は日本から京都大学・京都工芸繊維大学・香川高等専門学校などが参加しました。本校は、平成26年に文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、今学会に初めて参加しました。

4人は、市販商品で目にする「ミドリムシ入りのヨーグルト」に興味を持ち、ミドリムシと乳酸菌の関係を科学的に分析してみようと相談。授業や放課後の研究のほか、乳酸菌を研究している京都工芸繊維大学の小原仁実教授の指導を受けて研究成果をまとめました。綿密な実験と観測の結果、ミドリムシと乳酸菌は相互に関係しあって生育し乳酸発酵を促進することを証明し、高校生が参加できるシンポジウムのポスター部門で発表して最優秀賞を受賞しました。ポスター部門は、会場でプレゼンテーションに興味をもった専門研究者らの質問に発表者が英語で答え、その科学的な論理性やディスカッション能力などが評価対象となります。4人の発表は立ち寄る人が一番多く、とりわけ注目を集めました。

坂井さんは「実験はしんどいときもありましたが、高い評価をもらえてうれしいです。次はミドリムシが乳酸菌を食べるかどうか調べたい」と意欲を見せています。指導した小原教授は「自然界ではあり得ない組み合わせに素朴な関心を持ち、専門研究者たちが忘れかけていた基礎的な科学の大切さを振り返らせてくれる貴重な成果です」と語っています。

●2016年12月24日(土) 毎日新聞(大阪版)朝刊 26面 に掲載されました。