けいはんなの地における関西の若者の教育力の涵養や日本の未来を担う人物の輩出のあり方等について公益財団法人 国際高等研究所(所長:松本 紘 理化学研究所理事長・京都大学前総長)が意見交換の場として設けている「けいはんな文化学術教育懇談会」に出席いたしました。松本紘所長、高見茂副所長、IIAS塾ジュニアセミナー(下記参照)で過年度講師を務めた大学教授3名、同セミナーに生徒が参加した高等学校長・副校長3名、同セミナー元受講生で米国大学の学生、国際高等研究所スタッフ等、13名の出席で3時間近くに渡り意見交換を行いました。

 同研究所では「IIAS塾ジュニアセミナー〜「独立自尊の志」養成プログラム〜」と称する次世代を担う人物育成のためのセミナーを2016年から春・夏に2泊3日で開催されており、昨春、このセミナーを知る機会があって、私から国際教育部に高2生に声をかけるよう伝えたところ、4名が応募、全員が受講許可を頂き、昨夏、関西の12の高校から高校生28名が集い、思想文学、政治経済、科学技術の分野について第一人者の講演の後、論点整理、グループ討論を経験しました。同研究所のWebsiteから研究所の活動とこのセミナーの紹介動画を視聴できます。セミナーで活躍する本校生の姿も随所に写っています。(約13分)

 今春・今夏は、コロナ禍でセミナーは中止になりましたが、懇談会では、高等研として今後のセミナーのテーマ設定・形態のあり方、高校生の学びの機会をいかに作るか、コロナ禍での大学の対応の現状と課題等について、意見交換や情報共有を行う場となり、私も本校の紹介・教育活動の方針、高校生の学び方について意見を述べさせて頂き、有意義な機会となりました。中止となった今春のセミナーへも本校生2名の参加が内定していました。学校の殻を破り、質の高い学びの機会に挑戦する本校生が益々増えることを願っています。

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