私の目で見た文化祭の続編です。2日目は「中3舞台発表」から始まりました。テーマ”Bloom of Youth”の通り、はじける青春を、劇・映像・コントで示してくれました。いずれもテンポ良く秀逸でした。今後につながる体育館発表の一形式を確立してくれた感があります。映像では、キャンパス整備が完了した校地を余すところなく使ったダイナミックさ、巧妙なストーリー、効果的な動画編集テクニックがかみ合わされ、たった3月でよくここまで仕上げたと感心しました。体育館の飾り付けも細やかで色鮮やかになりました。76期生(共学2期生)にエールです。校舎内では文化部の活動はフル回転、グラウンドではダンス・お笑いで野外ステージが大賑わいでした。私は吹奏楽部の演奏を聴いて2日目を締めくくりました。

 一方で、高校3年生は、この2日間、午前中は自宅で本校教員によるオンライン授業を受けました。まさに全方位教育の展開です。点呼のために登校していた昨年度までと一変しました。新本館完成でオンライン授業発信の小部屋の確保が可能となったこともありますが、何より高3担当の先生方の熱い思いで実施されました。

 コロナ対応のため、学園祭実施を見送る学校が多々ある中、本校では厳しい感染対策を施した上で、開催期間をむしろ1日半から2日に拡張し、実施しました。生徒諸君も達成感の中で終えた文化祭となったことと思います。

前の記事

[12] 文化祭から(1)

次の記事

[14] 大切な土曜日