[33] グローバル教育考(3)-コロナ禍での模索-

 コロナ禍による教育活動への影響は非常に大きく、SGH事業を展開するGAコースでは海外体験の機会(高1台湾研修、高2パラオフィールドワーク)が設定できず、生徒のモチベーションや課題研究のレベルをいかに維持するかは学校にとっても試練となっています。もとよりハイブリッド化を図り、オンラインでの部分的な代替は当然ですが、学校としてリアルな機会の保障にも粘り強く努めねばならないと思っています。

 この観点に立ち、これまでの京都大学グローバルヘルス学際ユニットとの連携の絆を生かし、10月27日と11月24日の2回、外国人研修者5名にご来校頂き、Joint Tutorial Sessionと銘打って、5限から7限まで高2生に課題研究の個別指導の機会を設けました。本日がその第2回目でした。セッション冒頭に私からこの機会の意義と激励のことばを生徒に述べましたが、専門家から英語で1対1の指導を受けたことは研究のレベルを高め、自信にもつながったことと思います。

 ご来校頂いた外国人研究者は、Patou Musumari Masika博士(コンゴ民主共和国)、Serge Mizerero医師(コンゴ民主共和国)、Anita Ongosi 研究員(ケニア)、June Low研究員(マレーシア)、Hemant Poudyal医師(インド)です。閉会時に5名の先生から本日の取り組みの評価と今後への励ましのことばを頂きました。コロナ禍にあっても本物の学びの機会を提供できた一例となったのではないかと思っています。