[49] グローバルセミナーから:コロナ禍での健康の維持

 本日、第22回グローバルセミナーを実施し、ケニア出身のAnita Ongosi Nyaboke先生に3度目の登板をお願いいたしました。本日のメインテーマは「健康における予防の役割」でしたが、このセミナーで「ライフスタイル メディスン」という分野を知るきっかけを得ました。近年、米国で注目を集め、日本でも「ライフスタイル医学」の学会もあるようです。先生のお話では、慢性的な疾患の予防や悪化の防止のため、6つの柱(観点)を重視するとのことでした。「栄養と食事」「運動」「喫煙とアルコール」「睡眠」「ストレスマネジメント」「健全な社会的関与」。確かにどれが不十分でも健康から遠ざかりそうです。コロナ禍の現在、私たちが特に意識すべきことのように思いました。Anita先生は今春、京都大学から医学博士号を授かられたのですが、セミナー後、学位論文の仕上げや日常生活での苦労話もいろいろと伺いました。はるばるケニアから日本に来られ、日本での最初の生活は買い物一つにしても、言葉や文化の違いから思わぬミス・勘違いが続発だったそうです。でも今ではどんなところでも生きていける自信がついたとか。「レジリエンスが大切よ」この一言に大きな説得力を感じました。