2020年度から始まる新大学入試制度。これまでの知識量重視から、知識に加え「思考力・判断力・表現力」や、点数化されにくい人間性なども評価対象とする制度に変わります。キーワードとなるのは「多面的評価」「学力の三要素」「英語4技能」ですが、本校ではこのたびの大学入試改革以前から、これらの教育実践に力を入れてきました。

多面的評価

純粋な知識量はもちろん大切ですが、新入試では教科学習成績以外の活動も対象に加えて、多面的に評価します。そのためには中学・高校時代をどう過ごし、何を経験してきたか、それを通じてどのように成長したのかを整理し、正しく他者に伝える力が欠かせません。本校では、メタ学習の実践過程においていくつかの取組を行っていますが、これらが確かな自己分析力と意欲を育てる足がかりとなっています。

学修ポートフォリオ

本校が独自に製作した「学びのデータベース」となる手帳です。学外も含め、いつ、どこで、どんな学修活動に取り組んだかや、振り返って感じる成長や反省点、自己評価を記入できるようになっており、将来のキャリアデザインにも用いられます。2018年度から、この内容を電子化して蓄積する「e-Portfolio」を併用しており、公式の「Japan e-Portfolio」への連動も計画中です。

高槻版ルーブリック

ルーブリック評価とは、試験の点数などに視られる数値評価ではなく、「何がどこまでできている」という具体的なパフォーマンスベースで理解度・修得度を確認する評価方法です。本校では、これを「ディプロマポリシー」「10の資質」に準じて教科ごとに作成。細分化された多様な評価軸を活用して、生徒の個性を見極めながら学力を伸ばします。

学修インタビュー

「学修インタビュー」は、本校生徒にとって1年間の集大成です。この1年、自分はどんな気持ちで、何を学び、どのような成長を遂げたのか、年度の終わりに振り返りつつ、情報を整理して次の目標を自分で設定します。それだけではなく、その成長記録を、三者面談の際に担任・保護者に向けてプレゼンテーションをするのです。凛として自らを語る生徒の姿に胸を打たれ、思わず涙する保護者や教員も。メタ認知*を高めて、新たな成長を促す、本校ならではの取組です。

(*メタ認知…自分の思考や学習を一段上から理解したりコントロールしたりする働きのこと。)

学力の三要素

「何を知り、理解しているか(知識)」「知っていることをどう使うか(スキル)」「どう社会・世界と関わるか(態度)」が、バランス良く備わっているかが重要です。本校が目指す次世代リーダーの素養とも一致します。

本校では、日常から思考力・探究力を育む授業実践に取り組んでいます。SGH・SSH事業のカリキュラムや、豊富なグローバル体験など、カリキュラム全体を通して生徒の学びと成長を大きく後押しします。

英語4技能

社会のグローバル化、人材のボーダレス化を背景に、コミュニケーションツールとして「聞く・話す・読む・書く」の4技能を備えた「使うための英語力」が重視されるようになりました。

週5時間の英語授業+中1,中2は週2時間の英会話(ベルリッツ)と週1時間の多読。中3は週2時間のオンライン英会話と1時間のオンライン多読。その他、検定の積極受検やその対策講習、海外研修プログラム、SGHプログラムなど、あらゆる角度から英語4技能の定着を図っています。

オンライン英会話レッスンの様子

(動画制作:ウェブリオ株式会社)