2月2日・9日

培養している粘菌を使って、PCR実験を行いました。

目的のDNAは、全生物が持っている16SリボソーマルRNA遺伝子の、約900塩基対の部分です。対応するユニバーサルプラマーFとR、そして、複製に必要な物質・酵素などを混ぜて、そこに粘菌を少し入れて、サーマルサイクラーで95度→58度→72度を30回繰り返しました。

冷蔵して、次の時間に、アガロース電気泳動を行いました。幸い、半分くらいの班で、見事にDNAが増えており、光る太いバンドが見られました。ホワイトボードに投影しましたので、うまくいった班に対しては拍手が起こりました。

1月19日・26日

3学期に入り、中学3年〈理科探求基礎〉第23~24回では、粘菌(モジホコリ)を使った実験を行いました。

市販のキットで購入したモジホコリの菌核を、寒天培地の中央に置き、暗所25度で保温すると、わずか1日後にはオートミール(えさ)まで黄色い変形体が伸びていました。

さらに、その1日後にはまた次のオートミールにまで伸びていました。

この変形体を顕微鏡で観察すると、かなりの勢いで原形質流動が起こっていました。

次に、培養できた変形体を使って、迷路実験を行いました。寒天培地上に作ったオリジナルな迷路に、粘菌とオートミールを並べ、次の週に粘菌がどのルートに、変形体を伸ばしているかを観察しました。

また、子実体を形成させようと、えさの量を少なくして、明るい人工気象器に入れたところ、翌週、一部のシャーレで子実体が形成されていました。しかし、迷路実験をしているシャーレでも子実体が見られました。