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活動報告

大阪医科大学との高大連携授業「基礎医学講座」

大阪医科大学との高大連携事業の一つ、「基礎医学講座」が今年もスタートしました。

今年は、高校1年生と2年生の医学部進学希望者56名が申し込みました。

5月12日(金)が第1回目で、生理学教室の小野富三人教授による『神経系の機能』が医大の講義室で行われました。

神経、脊髄、アセチルコリン受容体、麻酔、レム睡眠、メラトニン、視覚、錐体細胞など幅広い内容の講義でした。とても面白い内容で、生徒たちはメモを取りながら、聞き入っていました。興味深い内容だったので、生徒からたくさんの質問が上がり、丁寧にお答えいただきました。

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生徒の感想をいくつか紹介します。

  • あまり考えたことがない神経ですが、まだまだ神経について解明できていないことが多くあると思いますので、研究の進展を願っております。
  • とても面白い講義をしていただきありがとうございました。麻酔のメカニズムや効果についてとても興味を持ちました。
  • 医師は手術をするだけでなく、様々な研究をされているのだと実感しました。もし、僕が医者になるのなら、研究分野も考えたいなと思いました。
  • 医学の講座と聞いて、最初は理解できるか心配だったが、自分にも何を言っているのか十分理解することができ、とても分かりやすい講義でした。ありがとうございました。
  • 講義ありがとうございました。自分は医学部志望ではないですが、具体的になりたい職業がなく、興味関心や知識を広げていければいいなという思いで受講しました。Déjà vu や明晰夢などのメカニズムを知れてよかったと思った。
  • 今回の講義を聞かせていただき、研究医という医師の生き方に魅力を感じさせていただきました。実は、私の父も医師で臨床医として働いており、私が幼少期の頃、富山県で地域医療に従事していた期間があり、私も父のように地域医療に従事する医師になりたいと思っていたため、全くと言っていいほど研究医には関心がありませんでした。ですが、今日の先生の講義や先生の研究医としてのお話をお聞きし、研究医という生き方に大変魅了させていただきました。ありがとうございます。
  • 大変興味深いお話、ありがとうございました。小学生の頃、「どのような構造や関係で、腕などが動くのか」や「今見ている色、例えば赤は誰が見ても同じ赤なのか」という疑問を抱いたままだったのが、今回はっきりとわかり、すっきりしました。また、話の構成という点でもとても勉強になりました。運動、睡眠、視覚と、たいていの人に魅力のある睡眠を真ん中に入れることで関心を向ける集中力を、初めから終わりまで途切れさせない話し方の工夫にも感銘を受けました。
  • 興味深いお話有難うございました。病気(インフルエンザ)の時、ほとんど毎日同じ夢を見るので、これも夢の一種なのかと思います。テレビを見てるとき、脳のことをやっていて、「眠れる森の美女」や起きずに1か月間寝続ける病気などをやっていましたが、そういう病気の理由などを知れたらいいなと思いました。脳は怖いとその時思いました。医学について、この授業を受ける前より関心が持てました。わかりやすく説明いただき、有難うございました。
  • 正直、今まで全く知らず興味のなかった生理学の分野の面白く、わかりやすい講義をしていただいて、とても興味が増したし、医学への関心も高まった。とても面白い勉強でした。ありがとうございました。
  • 今回の講義を聞いて思ったことは、始め、生理学については全然知らなくて、あまり関心もなかったんですけど、話を聞いているうちにどんどんひかれていきました。生理学の奥の深さも聞いていてすごく感じたので、もしまた生理学のことについて触れることがあったら、もっとその知識を深めたいなと思いました。
  • 神経についてとても興味深いお話を有難うございました。体の部位によって使う神経が違うにもかかわらず、使っていない神経を欠損しただけで、普段通りに動かなくなるということはとても面白かったです。海外での仕事にとても興味があるのですが、そのことについても聞けてとてもよかったです。
  • 運動についての話が、とても魅力的でした。高校、大学で習うのが楽しみに思えるようになりました。本日は講義していただきありがとうございました。

中学3年「理科探求基礎」4

5月12日、中3〈理科探求基礎〉の第4回は、京都大学の学生6名に来ていただきました。

彼らは、アイセック京都大学委員会というNPOに所属しておられます。アイセックの紹介は、本校67期生(平成27年卒)の露峰佑太さん(京都大学法学部3年)が行い、そののち、2名の方が海外での活動報告をされました。

① 今浦由就さん(京都大学農学部資源生物科学科2年。他高校出身)は、
インドネシアでゴミ問題対策に取り組みました。現地ではごみの分別がされておらず、埋め立てや焼却に頼っていて、また、ポイ捨てごみが多かったそうです。

② 三門茜さん(京都大学農学部地域環境工学3年。他高校出身)は、
アフリカのウガンダで現地の農家の生活の向上に取り組みました。農業国ですが、作物は業者に安く買われていて、家計簿や作業日誌の普及をしようと頑張ったそうです。

中学生たちにとって、京大生から刺激を受けたり、親近感を感じるいい機会となりました。

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受講生(80名)のアンケート結果の一部を紹介します。

Q:社会問題を「目にする」こと、「行動する」ことが重要だと思いましたか?

A:
1 重要であり、自分も積極的にこうした機会に参加したい。 15名
2 重要であり、自分も同じような経験をしたいと思った。 53名
3 重要だと思ったが、自分したいとは思わなかった。 12名
4 重要だとは思わなかった。 0名

<1を選んだ理由>

  • 海外で起こることはどうしても一歩引いた目線で見てしまうけど、自分で実感をしてみたいから。
  • 世界には、様々な問題があって、解決したいと思ったから。
  • 海外の人との交流が面白そうだった。
  • 国際的に何か仕事や運動をしてみたいと思っているから。
  • 今浦さんの発表のごみ問題が分かりやすく、堆肥化なども興味を持ってすることは大切だと思ったから。
  • 3学期にカナダに海外研修に行くつもり!
  • 実際に体験しなければわからないことがあるから。
  • 社会問題を知ることは大切だと思うから。
  • 目標を決めておいた方が、自分の勉強も身が入るし、充実したものになりそうだったから。
<2を選んだ理由>
  • 社会問題を理解するのと目にするのは全く違うと思ったから。
  • ニュースではよく聞くけど、現実で目にしてみたいから。
  • 積極的とは言えないが、いろいろな社会問題を見てみたい。
  • したいとは思ったけど、ちょっと怖い。
  • 前まではあまり考えていなかったが、きっかけを作ってもらったから。
  • 海外に一度は行ってみたいと思ったから。
  • テレビのニュースだけじゃ分からないことがあると分かったから。
  • 確かに興味のあることに挑戦することは楽しそうだと思った。
  • 今年カナダにターム留学するので、いろんなことに挑戦したいと思いました。
  • 社会問題を解決することが、地球に優しいと思ったから。
  • 自分の性格的に、2番手が得意なので、最前線はキツイと思ったから。
  • このような社会問題は実際に見てみないと分からないことがあると思うから。
  • 二人とも楽しそうだったから。
  • 自分もごみ問題の現状を見てみたいなぁと思った。
  • 人生は1つしかないので、自分のためだけのことをするのではなく、世界のどこかで役立つことをする方がいいということがよく分かったから。
  • 先進国の世界しか知らないので、途上国についてもっと知るべきだと思ったから。
  • 自分と同じ日本の学生が行っていてすごいと思ったから。
  • 色々な問題が世界で起こっているので、解決の手助けをしたい。
<3を選んだ理由>
  • アフリカに行きたいとは思わなかったから。
  • 確かに重要だが、なかなか自分のことと重ならない。
  • 自分に「問題」を対策できる方法を見つけ出せるとは思えない。
  • 自分で行動することは嫌いだから。
  • 自分がそういった経験をしている姿が想像できなかったため。
  • アイセックのように海外に行って社会問題をするぐらいなら、まず自国の社会問題について考えていった方がよいと思う。自国もできずに海外の方に突っ走るのはよくないと思う。
Q:インタ-ン生へ質問!
  • どのようにして、現地の人に溶け込んでいったのか。
  • AISECに入ろうと思ったきっかけ。入ってからの現状、身の回りの出来事。
  • 世界にあるさまざまな社会問題はすべて解決できると思いますか。
  • 将来どのような問題の解決にか関わりたいですか。
  • インドネシアやウガンダで身の危険を感じたことはありませんでしたか?
  • ホームステイ先での生活はどうだったのか。
  • ウガンダでの食で栄養失調にならないか。
  • インドネシアの政府は問題についてどのような対策をしているのか。
  • 授業に出てきた問題に対して、ウガンダ政府が行っている対策は何ですか。
  • 2人とも京都大学ですが、受験勉強はどのようにしましたか。
  • 日本の農業の問題はどうなのか。
  • 異文化の人と交流するコツは何ですか。
  • 都市の中心部など、お金持ちが集まっている所もごみ問題がるのか?

中学3年「理科探求基礎」3

中3〈理科探求基礎〉の第3回では、バイオテクノロジーの基礎技術である組織培養(ニンジン)をはじめました。

新校舎の生物実験室では、大きなクリーンベンチが設置されており、卓上型クリーンベンチだけで実験していた昨年に比べ、成功率も上がるのではないでしょうか?

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ちなみに、昨年の中学3年生が1月に始めた組織培養(ニンジン)が、ちょうどいまカルスになりましたので、高校1年生の〈SS課題研究〉の時間に、茎が分化する培地に植え替えました。

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中学3年「理科探求基礎」2

中学3年の〈理科探求基礎〉第2回では、アルコールパッチテストを各自行いました。

この検査は、80%アルコールを含ませたガーゼを上腕部に貼り、7分後にはがして、皮膚の色を見ます。その際、赤くなっていたら、①お酒が飲めないタイプと判断できます。それから10分放置後、赤くなっていたら、②お酒に弱いタイプと判断できます。まったく赤くならなければ、③お酒に強いタイプと判断できます。

この検査では、ALDH2というアルデヒド脱水素酵素遺伝子の有無を調べています。この遺伝子を持たない人が①、ヘテロで持つ人が②、ホモで持つ人が③に対応します。

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実験後、各民族での割合から民族移動を考察したり、遺伝の計算をした後、昨年度の生物オリンピックの遺伝の問題(問19)に取り組みました。みんなに解き方を立派に説明できる者がいました。

中学3年「理科探求基礎」1

中学3年GSコースでは、総合的な学習の時間として「理科探求基礎」という授業を週1回行っています。

第1回では、「信頼されるデータを得るには?」と題して、測定値の誤差や散らばり、そしてその表現方法を学びました。

具体的には、10mLのピペットで水を採取し、電子天秤で何gかを10回測定します。その10個のデータから、最小値、第1四分位数、中央値、平均値、第3四分位数、最大値を求め、箱ひげ図で表しました。班によって箱ひげ図はさまざまでした。

また、測定値をパソコンに入力し、クラス全体での度数分布表やヒストグラムを作成しました。

さらに、1000μL用マイクロピペットを使い、いかに正確に採取できるかを実感しました。

第2回では、標準偏差、正規分布などを考えるところから始まります。

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活動報告

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