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活動報告

Global Science Forum

平成29年3月23日 10:00~15:30に、大阪工業大学と本校の共催で、大阪工業大学梅田キャンパスにおきまして、 近畿圏の私立学校を中心とした14校(およそ350名)が集まり、平成28年度 「グローバル・サイエンス・フォーラム」を実施しました。これは、 近畿圏の私立学校の課題研究など、生徒が主体的に探究活動を行った成果を発表するとともに、生徒同士の交流をはかることで、生徒に知的刺激を与えて理工系教育の取り組みを充実・拡大させ、地域全体の教育の質の向上をめざすものです。

まず、常翔ホールにて開会式を行った後、4つの分科会会場に分かれ、それぞれ5本ずつ、口頭発表をしていただきました。そののちポスター発表(44本)となりました。

昼食ののち、常翔ホールにて、大阪工業大学の先生方3名から、基調講演をいただき、表彰式を行いました。

審査については、大阪工業大学の先生方が中心となって、「ルーブリック」を用いて実施されました。口頭発表から4本、ポスター発表から3本に「奨励賞」が与えられました。

今後も、微力ながら地域の理科探究活動の振興に寄与してきたいと思います。

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口頭発表一覧

順不同
大気とアルキメデスの原理の研究 大谷高等学校 奨励賞
面積で測定するシャボン玉の強度 和歌山信愛高等学校
「電流が伝わる速さに関する研究と測定装置の制作」 大阪電気通信大学高等学校
走りの科学 高槻高等学校
「飛行体における物理・環境データの取得と通信技術の検討 大阪電気通信大学高等学校
安否情報確認システム 高槻高等学校
Robo Cup Juniorの大会規定に基づいたロボット制作とC言語を用いたアルゴリズム 清風高等学校
原始根となる条件に関する一考察 清真学園高等学校
空気砲から出る輪の不思議 和歌山信愛高等学校
火星の夕焼けはなぜ青い 清風高等学校 奨励賞
チオ硫酸ナトリウムの酸化還元反応 四天王寺羽曳丘高等学校
水素水の研究 高槻高等学校
金属鏡 清真学園高等学校 奨励賞
シャー芯の秘密 開明高等学校
PETボトルのリユースによる水蒸気蒸留装置の自作 四天王寺羽曳丘高等学校
モリンガを使った藍藻の抑制と除去の方法 清風高等学校 奨励賞
前震・本震・余震についての一考察」 大阪電気通信大学高等学校
「有孔虫化石による古環境の推定」 立命館守山高等学校
ヘドロは本当に肥料になるのか 清風高等学校
運動神経細胞の発生と分泌因子の関係 西大和学園高等学校

ポスター発表一覧

順不同
レーザー顕微鏡トラッピング操作による宇宙技術への応用に向けて 西大和学園高等学校
飛行体における物理・環境データの取得と通信技術の検討 大阪電気通信大学高等学校
火薬ロケットの研究 清教学園高等学校
水に浮かぶ2枚の1円に働く力 開明高等学校
レンズに関するシミュレーション 大谷高等学校
原始根となる条件に関する一考察 清真学園高等学校
サッカーボールの持つエネルギー 高槻高等学校
Kinectセンサーを用いたデジタルゲーム制作 高槻高等学校
物理・環境データの無線通信技術の検討 大阪電気通信大学高等学校
教材用二重ふりこの作成 清教学園高等学校
教室内での音の聞こえ方について 高槻高等学校
RoboCupJuniorの大会規定に基づいたロボット制作とC言語を用いたアルゴリズム 清風高等学校
電流が伝わる速さに関する研究 大阪電気通信大学高等学校
Raspberry Piを使った6脚ロボットの製作 高槻高等学校
電流が伝わる速さに関する測定装置の研究 大阪電気通信大学高等学校
~命を守る~  安否情報確認システムの構築 高槻高等学校
静電気の研究 清教学園高等学校
大きな結晶を作るには?-ゲル内結晶化- 立命館高等学校 奨励賞
色のちがいでわかる!土の吸着能力 和歌山信愛高等学校
チオ硫酸ナトリウムの酸化還元反応 四天王寺羽曳丘高等学校
瞬間冷却剤の改良 高槻高等学校
PETボトルのリユースによる水蒸気蒸留装置の自作 四天王寺羽曳丘高等学校
金属鏡 清真学園高等学校
化学発光実験の低コスト化 高槻高等学校 奨励賞
酢酸ナトリウムの結晶について 清教学園高等学校
木が雨に与える影響について 奈良学園高等学校 奨励賞
大川における底質を中心とした水環境 立命館守山高等学校
異なる植物種を用いたDNA抽出・精製の最適化 立命館高等学校
プラナリアと自然分裂 奈良学園高等学校
植物種による寄生植物の発芽、誘引、吸気誘導活性の違いを調べる 西大和学園高等学校
昆虫の封入標本とラミネート標本 甲南高等学校
モリンガを使った藍藻の抑制と除去の方法 清風高等学校
公園に生育するコケ植物フロラ調査 桃山学院高等学校
校内に自生する希少ラン科植物2種の生態学的研究 奈良学園高等学校
骨格標本と透明骨格標本 甲南高等学校
ヘドロは本当に肥料になるのか 清風高等学校
鳥類の発生と骨格標本の製作について 桃山学院高等学校
カイワレ大根と光の色 高槻高等学校
農業用排水路における淡水魚類およびイシガイ類の保全 清風高等学校
蚕を使用した蛹および成虫原基の研究 高槻高等学校
有孔虫化石による古環境の推定 立命館守山高等学校
地下水脈を求めて-地下探査Ⅳ- 奈良学園高等学校
肥満を科学する~DHA、EPAによる脂肪分化抑制に関する研究~ 高槻高等学校
AIを活用した会話ロボットの制作 高槻高等学校

SSセミナー『災害に強い住まいとまち』

3月15日(水)14時から、SSセミナー『災害に強い住まいとまち』と題して、大阪市立大学生活科学部居住環境学科講師で大学の都市防災教育研究センターにも所属しておられる生田英輔先生にお話をしていただきました。

生田先生は1995年に高槻高校を卒業され、在学中はアメリカンフットボール部で活躍されていました。高校3年の大学受験の時に阪神淡路大震災に遭い、自宅が全壊したそうです。

防災がご専門で、各地の災害にすぐに駆け付け、現地調査をしておられます。セミナーでは熊本地震のことを写真を用いて説明してくださり、その後、日本の防災の歴史・建築基準法の変遷・伝統工法・耐震診断・建物が壊れる理由・大阪における災害と対策など詳しく説明していただきました。

余談ですが、セミナーの後、生田先生を新校舎1階の新しい実験室を案内しました。ハイレベルな理科設備と母校の変わりように感心しておられました。

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生徒の感想を一部紹介します。

  • 中1:大阪がこんなに危険だとは知らなかった。日本中どこにいても地震の危険はあるんだと感じた。自分の知らないような分野が防災にあり、文系も関わっていることに驚いた。自分の生活に生かせそうな部分がたくさんあったので、実践していきたい。
  • 中1:僕は地震にとても興味があり、知識は沢山入れていたつもりでしたが、僕の知らないことも沢山ありました。また、将来に向けての進路がどのようにすればいよいのかあまり分からなかったが、おおかた形づいてきました。SSセミナーで、先生の話をメモをしながら聞き、自分なりに考えるという勉強法がとてもよかったです。次回のSSセミナーも行きたいです。
  • 中1:理科2の授業で地震のことを学んだが、身の周りにある家や建物に関連付けて考えられなかったからおもしろくなった。でも今回のセミナーでテレビのCMで宣伝している等級や建築のことを知ることができて、自身は他人事でないと実感した。
  • 中2:住宅を新しく建てたり、リフォームをしたりするときに役立つ知識をいろいろ聞くことができてよかった。また、先生が普段されている仕事や調査についてもお話が聞けたので、興味が持てた。
  • 中2:震災が起きた時に生死を分ける要因はとても様々であり、実際に被災地に行って勉強するのが一番大切だと知ることができたので、行ってみようと思った。様々な震災の調査方法があり、自分たちでも試せるものもあると知れたので興味を持つことができた。昔の建物はガチガチに固めてないのに数百年も残っていると知って不思議に思った。関東大震災で火災に対する弱さを知ったアメリカが焼夷弾をたくさん落としたと知って目のつけ所が悪賢いと思った。
  • 中2:防災は文化と関係があり、地震を例えにすると、パプアニューギニアの奥深くの民族は「神が怒っている」と理解し、防災は神への侮辱になるが、日本では災害から身を守る防災を思われている。また、建築の法は、震災、空襲があるごとに法を改良される。そして、日本の住宅の構造として、プレハブ工法はハウスメーカーが使っていて、伝統工法は清水寺、法隆寺、東大寺など古くからある歴史的建造物が使っていることなどを学んだ。
  • 中3:自分の住宅も今回言った内容のことを調べてみようと思った。一言で防災といっても様々な要因があること、防災の研究もいろいろあることを知った。自分の知らなかったことも知れてよかったと思います。
  • 高1:GISのはなしを聞き、自分で倒壊などの分布をできると知り、やってみたいと思った。また、科学技術の発展により、調査の方法が変わってることも感じた。
  • 高1:日本の伝統工法でも十分に防災ができるのにもかかわらず、今はその工法を使うことができないのは残念だ。防災と一言で言ったとしてもいろいろな仕方があるんだと知った。
  • 高1:たくさんの基準、これまでの歴史があって法も改正されたことに日本人の真面目さが伝わった。あと、自分みたいな一般人もでも少し詳しく知ることで、災害への対応が大きく変わると思った。

東レ理科実験プログラム(中1)

3月3日(金)、中学1年生のあるクラスを対象に、特別な実験プログラムを実施しました。

これは、東レが開発した「中空糸膜」を教材として無償提供していただいたものを利用しました。「中空糸膜」とは家庭用浄水器にも使われているもので、小さな穴の開いた細いチューブです。(実は、1年前に生徒と東レを訪問した際に、この中空糸膜を使った実験をさせていただきました。)

まず、絵の具と食塩を溶かした水を、中空糸膜を通して吸い上げます。吸い上げるのに相当な力は要しますが、見事に透明な液体が得られます。

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次に、この透明な液体を蒸発皿で加熱し、蒸発乾固させます。すると、白い結晶が得られます。これは食塩と考えられます。

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つまり、この中空糸膜は、食塩は通るが、色素は通さない孔(あな)があいていることがわかります。

生徒達は、積極的に実験を行い、楽しんでいました。

いくつかの感想を掲載します。

  • 次はてきぱきやりたい。
  • 初めて中空糸膜を使ったがかなり使いづらかった。
  • 水と粒子についてよく知ることが出来た。もっと技術がすごくなってほしいです。
  • 海水のろ過をしてみたい。(多数)
  • ろ過して無色透明になり驚いた。(多数)
  • 中空糸膜はいろんなものに活用されてることがわかりました。他にも活用されてるのがあるのか聞きたいです。
  • 東レですごいものを作っているのだと知って感心した。
  • 世界の水がきれいになっていることを思うと、中空糸膜はすばらしいなと思った。(多数)
  • 中空糸膜を活用している作業に携わりたいと思った。
  • 中空糸膜の隙間より食塩の粒の方が小さいことに驚いた。
  • 今回の中空糸膜よりも細かいものがあると聞いたので、一度それを使ってみたいと思いました。(多数)

イカとアサリの解剖(中1理科)

2月22日~24日に、中学一年生が理科2の時間に、イカとアサリの解剖を行いました。

事前学習で解剖手順と体の作りを学んでいた生徒たちは、とても楽しみにしており、積極的に取り組んでいました。解剖してみて初めて気づく事があったり、命の大切さを改めて感じたりしたようです。

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SSH課題研究発表会

2月23日(木)午後、GSコースの課題研究発表会が行われました。

まず5限目には、小講堂で高校二年の口頭発表が6本、次いで6限目には新しい多目的アリーナで高校二年と高校一年のポスターが46本発表されました。

中学三年生も上級生の研究を見て、来年度の参考となったと思います。運営指導委員の先生方もお越しくださり、アドバイスを頂きました。

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平成28年度GSコース課題研究テーマ一覧

課題研究テーマ 分野 学年
走りのフォーム 物理 高2
サッカーボールの持つエネルギー 物理 高2
教室内での音の聞こえ方について 物理 高2
可聴域音波による煙の変化 物理 高2
条件の異なるばねにおける地震による揺れの軽減度合いについて 物理 高1
人が浮き上がる力 ホバークラフト 物理 高1
バットに素材を巻き付けることによる飛距離の変化 物理 高1
太陽のスペクトル観測実験 物理 高1
化学発光実験の低コスト化 化学 高2
ミドリムシと乳酸菌の関係 化学 高2
瞬間冷却剤の改良 化学 高2
コストをかけずに起電力が大きい燃料電池を作る 化学 高2
吸熱反応の工業への適用実験 ~金属冷却~ 化学 高2
エコカイロの持続時間の延長 化学 高2
自分でプロテインを作ろう 化学 高2
水素水 化学 高2
光触媒による水質浄化 化学 高2
身の回りの着色料 化学 高2
納豆ネバネバNEVER 化学 高2
アントシアン系色素を用いた比色分光法によるpHの測定 化学 高1
水とエタノールの混合液に対する塩化ナトリウムの溶解度測定 化学 高1
塩化スズの析出 化学 高1
色素の合成と各種繊維との定着 化学 高1
実験室の排水処理実験 化学 高1
界面活性剤と撥水剤の表面張力への影響 化学 高1
ザリガニの変色現象の解明 生物 高2
食品でお腹をキレイにしよう! ~身近な食品と大腸菌の相互作用~ 生物 高2
カイワレ大根と光の色 生物 高2
動物の毛の強度 生物 高2
環境によるモウセンゴケの変化 生物 高2
魚の系統樹 生物 高2
蚕を使用した蛹および成虫原基の研究 生物 高2
プラナリアはどこで餌を判断しているか 生物 高1
貝類の歯舌の違い 生物 高1
雨が降ってもアリの巣がなくならないのはなぜか? 生物 高1
ザリガニの自切とストレスの関係性 生物 高1
蜘蛛の巣作りに影響を与える条件 生物 高1
ミミズにとって最適な環境とは? 生物 高1
アマガエルの色の変化 生物 高1
寒天で植物は育つのか? 生物 高1
安否情報確認システムの構築 情報 高2
I2C対応センサーによる温度管理 情報 高1
宇宙に行きたい 情報 高1
Raspberry Piを用いた6脚ロボットの制作 情報 高1
サーボモーターを利用したロボットの制作 情報 高1
Kinectセンサーを用いたデジタルゲーム制作 情報 高1

活動報告

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