12月19日(火)、京都大学大学院理学研究科附属花山天文台にお邪魔して、2時間半にわたり太陽観測実習をご指導いただきました。

まず、最初に「本館」にて、一本潔教授から太陽についての講義をしていただきました。黒点の観測記録はガリレオが初めて以来400年続いているそうです。また、11年周期で黒点の数が変化してきましたが、ここ数10年は太陽の活動が鈍化してきているようで、黒点数のピークも減少傾向だそうです。

次に「太陽館」に移りました。はじめは曇っていたのですが、しばらく待っていると晴れてきました。とても大掛かりな装置で、大きな何枚もの鏡で太陽光を屈折させて室内に差し込ませ、部屋を暗くして待っていると、部屋の中に七色のスペクトルが現れました。

その後、「別館」の18㎝屈折望遠鏡で今日の太陽(黒点なし)と、2004年の太陽(大きな黒点あり)を見せていただきました。また、「歴史館」で昔の観測装置を見ました。

最後に「本館」の45㎝屈折望遠鏡を見ました。

一本潔教授をはじめ、石井貴子研究員さん、鴨部麻衣技術補佐員さん、長時間のご指導ありがとうございました。