12月15日(金)午後に、京都大学のご協力により、文系の出張授業2つと、京都大学説明会を実施していただきました。

これは、京都大学が高大接続・高大連携活動の一環として、 全国的に展開している「学びコーディネーター事業」です。SSH推進部ではこれまで理系の出張授業ばかり開催してきましたので、今回は、文系を目指す生徒が参加できるような授業を申し込むことにしました。

人間・環境学研究科博士後期課程の村上絢一さんによる「中世の京都を歩く ―地名・民俗史料論―」

中世の京都の様子がよくわかりました。また、現在の京都の地図から歴史が見えてくることも面白いですね。例えば、荒神口から滋賀のほうに伸びる道はよく見ると、京大の本部キャンパスで中断していました。

経済学研究科ジュニアリサーチャーの秋田朝美さんによる「日中戦争勃発直前の児玉経済使節団の訪中」

2・26事件などが起こる時代、日中の緊張関係を解くために、蒋介石に対して経済レベルでの交流をしようとしたことがわかりました。いずれも少人数の生徒を対象に熱心に授業をしていただきました。

 

生徒の感想を一部紹介します。

  • 文学部で行われている研究がとても興味深くやってみたいと思った。進路についていろいろ迷っていたが、なんとなくこれが自分のやりたいことではないかと思った。
  • 歴史に全く興味がなく、歴史の授業が退屈で仕方なかったが、今秋のセミナーで歴史は教科書からだけでなく、様々な文献をもとに勉強したら楽しいと分かった。ありがとうございました。
  • 現在と中世の違いがよくわかりました。ありがとうございました。
  • 中華民国と日本は仲が悪く、そのまま戦争へ突入したと思っていたので、工業を関連させて関係を改善させようとしていたことは知らなかった。
  • セミナーに参加したのは初めてだったが、昔から戦争を止めるために頑張っていたことを知り、ほかのセミナーにも参加しようという気持ちになれた。本物の綿花を見れたのは初めてだったので、とても驚いた。
  • 1時間講義していただきありがとうございました。お互い歩み寄ってというのはなかなか難しいと思いますが、成果を上げたこともあるんだなと驚きました。

京都大学説明会

中学3年生を中心に中学1年から高校2年までの22名の生徒が参加しました。

入試企画課の方と先ほどの村上さんから1時間にわたり、勉強したい若者が集まる京大ならではの「勉強できる環境」(例:24時間自習できるスペース)や、パンフレットに先生方の名前と専門分野がすべて書かれていること、特色入試のことなど、いろいろと教えていただきました。参加者からの質問は、やはり特色入試のことが多かったです。