11月26日(日)午後、高校1年課題研究で「がん」について研究しているグループと希望者が、京都府立大学を訪問しました。

まず、府立医科大学病院(休日でしたので、人は少なかったです)内の「心臓カテーテル検査室」などを見学したのち、心臓リハビリテーション部で、3名の医師から講義を受けました。

  • 竹上徹郎 京都第一赤十字病院救急科部長(本校卒業生・40期)
    救急の現状に続いて、大震災が起こった場合、竹上先生が陣頭指揮をとられていること、京都府の大規模訓練の様子などを紹介していただきました。    
  • 中村斉 医療法人社団中村医院院長(本校卒業生・40期)
    胃がんの治療としてのピロリ菌の除菌、胃がんの内視鏡手術の様子、がんに対する京都府の取り組み、がんの治療は今後もっと進歩すること、アメリカはタバコの害を訴えるCMを流していることなど日米の違いなどを詳しく教えて頂きました。質問にも答えていただきました。
  • 白石裕一 京都府立医科大学循環器内科講師(本校卒業生・40期)
    心臓病やペースメーカー、その手術などお話に続いて、医師を目指す生徒に対し、アドバイスを頂きました。たとえば、優れた臨床医になるには人間力が必要であること、浪人するよりも早く大学へ入学し力量を高めること、府立医大は関西に関連病院が多いこと、また研修医の受け入れは他大学出身者もwelcomeであること、入試に関しては、英語・数学・理科を頑張ることなどでした。

お忙しいお立場で、休日にもかかわらず、後輩の生徒のためにお時間を割いていただいたことに深く感謝申し上げます。