1日目は、新幹線で新横浜まで行き、鎌倉へ向かいました。鶴岡八幡宮・高徳院をガイドさんと共に巡り、歴史的背景等を詳しく知ることができました。夕刻には、経団連セミナーが行われ、清水建設株式会社 宮本会長より「グローバル時代における経営者のリーダーシップ」と題する講演をしていただきました。自らの学生・社会人・社長としての経験や、リーダーとしての心構えなど、多岐にわたる内容の、たいへん興味深い講演でした。生徒たちは惹きつけられるように話を聴いていました。また、浅野OB(57期)より「経団連の活動と私の仕事」という内容のミニ講演もあり、後輩へのメッセージが伝えられました。

2日目は、松下政経塾で研修を受けました。講演、施設見学、塾生の発表、グループワークとハードな内容でしたが、志の高い塾生に感化を受け、生徒たちは熱心に取り組んでいました。

3日目も、松下政経塾で研修が行われました。塾長講演、塾生とのディスカッションを経て、個人発表、代表者の発表がありました。生徒たちが自信を持って自分の「志」を発表する姿、仲間の発表に真剣にコメントをかえす姿に感動しました。夜には、西野偉彦氏を講師として、18歳選挙権についての講演がありました。スペシャルゲストの春香クリスティーンさんが登場すると、生徒たちからは大きな歓声が起こりました。水野君、小西君を交えたパネルディスカッションもあり、生徒たちからもよい質問がたくさん出ました。最後に春香クリスティーンさんから「関心のあるところ、身近なところから社会とのつながりを考えてみよう。」というメッセージが伝えられると、会場は大きな拍手に包まれました。

4日目は、フジテレビで職業体験を行いました。各班のメンバーが力を合わせ、10分間の「めざましテレビ」を制作することができました。職業人としての厳しさや仲間の協力の大切さを学び取ることができ、良い番組を完成させることができました。また、日本科学未来館を見学し、最先端の科学について学ぶことができました。お台場での散策や買い物も東京を満喫できるひと時となりました。夜には、駒場東邦高校佐藤先生に「グローバルリーダーに求められる語学力」と題する講演をしていただきました。何かを吸収しようとして話を聴く姿勢、講演後の質問に、生徒たちの成長を感じました。

5日目は、国会議事堂見学、地元選出の大隈議員による議員会館での講演、3コース(ANA,国立科学博物館/最高裁,臨海防災センター/東証,先端技術センター)に分かれての研修がありました。東京が政治、経済、研究、技術の中心であることを実感した一日でした。夕食は、槻友会関東支部の先輩方と共にしました。40名程の先輩が駆け付けてくれ、懇親を深めました。先輩方との交流、アドバイスに生徒たちはさらなる刺激を受けたようでした。

最終日の6日目は、まずスカイツリーに昇りました。あいにくの雨により、ほぼ雲しか見えませんでしたが、足下遥かに東京の街並みが見えました。その後、浅草に移動。雨も止んでおり、班ごとに散策したり、昼食をとったりしました。その後、皇居に行き、記念撮影。東京駅から新幹線に乗り、京都で解団式を行い、無事研修旅行が終わりました。